DrPonのブログ

フリーランス医 医師の転職、節税対策など

フリーランス医に向いている性格

診療科にも向き、不向きがあるように

フリーランスにも向き不向きがあると思っています。

 

フリーランス最大のメリットは「時間的自由」ですが、

いくつかの制約があるのも事実です

 

今回はフリーランスに向いている人の性格とはどのようなものか

解説していきたいと思います

とても共感できる!という人はフリーランスを目指してみるのもいいかもしれません。

 

目次

フリーランスに向いている性格4

1.      医療をビジネスとしてとらえている人

2.      孤独に耐えられる人

3.      医者以外にしたいことややらないといけないことがある人

4.      健康にあまり不安がない人

※番外編:フリーランスは効率よく稼げるは間違い?

 

 

 

ではさっそく、

フリーランスに向いている性格4選について解説していきます

 

1.      医療をビジネスとしてとらえている人

 

皆さんが医師を志したきっかけはなんだったでしょうか?

患者とのふれあい、命を救ってもらった感謝など

にあこがれや目標を抱いて医師を目指した方も多いと思います

 

フリーランスの場合、患者とのかかわりは希薄となり

感謝を受けることはほとんどなくなります。

自分もフリーランスですし、これを悪いことだとは思っていませんが、

フリーランスはビジネス的側面が強く

「患者から感謝されるのが生きがい」という人には向かないと思います。

 

2.      孤独に耐えられる人

 

フリーランスは患者だけでなく、医療従事者とのかかわりも希薄になりがちです。

 

職場によっては1日誰とも話さず帰ることもよくあります

私の場合は一人の時間も好きですし、家に帰れば家族がいますので

特に苦になることはありません。

人によっては、誰かと話していないと落ち着かない

という人もいるかと思いますので

孤独に耐えられない人はやめておいた方がいいかもしれません。

 

 

3.      医者以外にしたいことややらないといけないことがある人

 

フリーランス医における最大のメリットは

「時間的自由」だと感じています。

 

子育てをしたい方、医者以外に副業を頑張りたい方には最適の働き方です。

私の場合、

趣味の時間、家族と触れ合う時間が増えたことが

フリーランスになって一番嬉しいことです

 

 

4.      健康にあまり不安がない人

 

フリーランス

「休みの補償」 「傷病手当金」の制度がありません。

 

風邪などで休めばその分給料は下がりますし

長期療養となった際に傷病手当金はでません。

常勤であれば、条件はありますが月収の60%程度は傷病手当金でカバーできます。

 

特に傷病手当金が出ないというところは不安なものです。

良い保険も調べてみましたが、特によさそうな保険はありませんでした。

フリーランスになる方は、けがや病気には人一倍気を付けましょう

 

※番外編:フリーランスは効率よく稼げるは間違い?

 

前回の記事で、

フリーランスは時給単価が高い!

という話をしました。

 

確かに年収という観点では、高額になります。

ただ、手元に残るお金、生涯賃金という観点では少し話が変わってきます

 

「税金問題」と「年金」という問題が出てきます。

 

まず税金ですが、

 

 

また、年金に関しては

常勤医のほうが

年金は優遇されています(厚生年金>国民年金のため)

つまり「生涯賃金」という観点だと常勤に分があります。

 

お金を稼ぎたい人はどうしたら良いか

 

単純にお金を稼ぎたいのであれば

開業や医療系の事業をやって経営者になるのが一番だと思います。

当然当たりはずれがありますのでリスクはありますが

成功すれば莫大な資産が手に入ります

 

勤務医という形であれば

常勤医(週4勤務)+非常勤

の形が一番良いと思います。

 

常勤で厚生年金や福利厚生を確保しつつ、非常勤で効率よく稼ぐのがベストです。

 

以上の理由から、

とにかくお金を稼ぎたいという人には、フリーランスはあまりおすすめできません。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

なかなか共感できる人は少なかったかもしれませんね

 

ただ、上にあげたような性格の人じゃないとフリーランスとして

やっていけないというわけではなく

あくまでも、こういう人の方が向いているという話です。

 

是非参考にしてみてください。

 

 

フリーランスに向いている診療科、診療科を問わずに募集可能な求人

前回の記事ではフリーランスのメリット、デメリットについて説明しました。

ただフリーランスには、ある程度向いている科と向かない科があり

どの科でも気軽に飛び込めるかというと少し違うかなと思います。

 

今回はフリーランスに向いている診療科について記載しました。

まだ診療科を決めていない人や転科を考えている人も参考にしてみてください。

最後には診療科を問わず募集可能な求人も記載しています。

 

 

目次

フリーランスに向いている診療科ランキング

診療科を問わず募集可能な求人

 

本文

 

自分が思うフリーランスに向いている診療科をピックアップしてみました。

まず結論から言いますと

    麻酔科 ②整形外科 ③精神科 ④内科

 

こちらが、フリーランスには向いているのではないかと思っています。

以下で詳しく解説していきます。

 

 

1.      麻酔科

 

麻酔科はフリーランスに最も向いている科だと思います。

フリーランスで働きたいから麻酔科に行きたいという知り合いもいました。

 

特徴としては、時給単価がかなり高額だということです。

めちゃくちゃ稼ぎたい人や、家庭と仕事を両立したい女性医師の方などにはおすすめです。

 

ただ地方だと求人数はかなり少ないということ、

フリーランスだと麻酔科専門医の資格維持ができないというところが難点です

 

2.      整形外科

 

整形外科もフリーランスにおすすめの科といえるでしょう

外来や手術補助などの募集が比較的多めで、

時給単価も麻酔科ほどではありませんが、内科よりは2割増しくらいな印象です。

 

ただ基本的には外来メインの仕事になることが多く

手術が好き!という方にはもの足りないかなと思います。

 

3.      精神科

 

精神科の求人も高額なものが多く見受けられます。

特に専門医や指定医の資格をもっているとさらに高額になります。

 

ただやはり求人募集数が減ってきているので

地方だとなかなか求人を探すのに苦労するかもしれません。

 

4.      内科

 

内科もフリーランスには向いていると思います。

理由は、他の科と比べて圧倒的に求人数が多いからです。

外来をメインとする糖尿病内科や透析管理のできる腎臓内科、

その他一般内科、健診、内科当直バイトなど多岐にわたり

求人探しに苦労することは、他の科に比べると少ないと思います。

 

ただ、時給単価は他の診療科に比べると低めであり

高額な求人を探すとなると、ライバルは多いかもしれません

 

 

診療科を問わず募集可能な求人

 

診療科不問で求人を募集している分野もあります。

ただ、初期研修修了レベルの内科知識は必要です。

また、いずれも主治医として患者にかかわるということは難しいと

 

    健康診断医

 

専門的な知識は必要なく、

初期研修修了レベルの内科知識と身体診察ができれば対応は可能です。

募集求人も多く、健診倶楽部に加盟していれば

毎月、近隣の健康診断求人の案内を受け取ることも可能です。

探せば時給1万円の求人はすぐ見つかるかと思います。

 

    夜間当直

 

もちろん内科医のほうが望ましいではあると思いますが、

夜間当直も科目不問で募集できる求人かと思います。

慢性期病院や精神科病院の寝当直を探せば問題ありません。

 

時給単価は下がりますが、寝ているだけで朝を迎えてお金が入るのであれば

こんなに楽な仕事はありません。

 

    訪問診療

 

訪問診療も科目を問わず応募可能な分野だと思います。

基本的に治癒を目指していないので、専門的な知識はそこまで必要ありません

麻酔科であれば疼痛緩和、精神科であれば不眠やうつ、認知症など

も対応することができるので重宝されるかもしれません

 

 

    訪問診療のオンコール

 

意外と知られていませんが、訪問診療のオンコール求人というのがあります。

訪問診療は24時間365日患者の対応をしなければなりません

これを常勤医だけで回すのは難しく、

オンコール部分を非常勤医に外注するクリニックも多いです。

 

基本的に呼ばれることは少なく、

対応以外は家にいて休んでいてよいです。

特に週末のオンコールは単価が高いのでおすすめです。

 

    AGA,美容皮膚科など

 

AGA治療や美容皮膚科の一部に科目不問で求人を出しているところがあります。

初日に講習があって、その後実際に仕事に入る流れです

仕事としても簡単な問診をとる程度で、患者数もそこまで多くない印象です

 

    献血の問診

 

献血を行う前の診察バイトというのがあります。

献血前の患者が問題なく献血ができるか診察する

というのが業務になりますが、

マニュアルがあるので、それに沿ってやっていけば何も問題ありません

 

ただ時給単価がそこまで高くないので自分は1度やったきり辞めました(笑)

 

 

    透析管理 (内科医限定?)

 

透析管理なんて腎臓内科や泌尿器科じゃないとできないんじゃない?

と思われる方も多いと思いますが

決してそんなことはありません。

科目不問とまではいきませんが、内科医であれば十分応募可能です

 

「透析をするときに専属の医師を配置する」ことが決まりとしてあるため

医師は必要だけれど

特になにかする必要はないことがほとんどです。

 

腎臓の知識というよりは総合内科、救急的な対応が求められます。

自分でなにかをするというよりは

困ったら近隣に相談して搬送手続きをするというのがメインの仕事になるかと思います。

 

透析管理は時給単価が高いところが多いので

是非おすすめです。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

常勤のかたでも、空いた時間に単価の高いバイトをするのは

金銭的にも経験的にもよいかと思います。

 

是非良い求人があれば、応募してみてください

フリーランス医とは?

医師の中には特定の病院に属さず

複数の病院で非常勤医として仕事をしている医師がいます。

 

それがフリーランス医です。

 

フリーランス医というと

ブラックジャックのような外科医や麻酔科のフリーランスなど

特別な技術や特定の科でないと

できない印象を持たれている方もいるのではないでしょうか?

 

そんなことはありません。

 

私は普通の内科医ですが

フリーランスとして仕事をしています

 

フリーランスにはメリット、デメリットありますが

私にとっては明らかにメリットが大きいと感じています。

 

誰にでも勧めるものではありませんが、

私自身は楽しく仕事ができていますし

今後もフリーランスをやめるつもりはありません。

 

 

今回はフリーランス医とはどのようなものか

メリット、デメリットについて書いていきたいと思います。

 

フリーランスに少しでも興味がある方は

是非最後まで読んでみてください。

 

目次

フリーランス医とは

 フリーランス医に向いている性格、診療科

フリーランスのメリット4

フリーランスのデメリット10

 

 

フリーランス医とは

 

先にも述べましたが、フリーランス医とは

常勤先をもたず、

非常勤医として、様々な病院で勤務する医師のことです

 

 

現在フリーランスを選択される医師の方が増えてきています。

ただし、フリーランスという選択には向き、不向きがあると考えています。

下記記事で、フリーランスに向いている性格、診療科について詳しく

解説していますので参考にしてみてください

 

 

drpon-freelife.hatenablog.com

 

 

drpon-freelife.hatenablog.com

 

 

以下では

フリーランスのメリット、デメリットについて解説していきます。

 

フリーランス医のメリット4選

 

    時給単価が高い

 

常勤の先生方、自分たちの時給単価を計算したことがあるでしょうか。

ちなみに私は常勤の時の時給単価は5000円程度でした。

 

フリーランスになってからは少なくとも時給1万円以上で働けています。

現在18時間勤務を週4

月収130万程度、年収1500万円程度稼げています。

 

残業、当直なし、週4勤務でこの年収はすごいですよね。

 

多くのフリーランス求人は時給単価1万円前後です

明らかに常勤よりも効率よく稼ぐことができます。

 

    残業や時間外の呼び出しがない

 

以前常勤で勤務していたところでは、

土日でも構わず電話が来て、場合によっては病院にいかなくてはなりませんでした

担当入院患者がいたため、土日も必ず様子を見に病院へ行っていました。

 

フリーランスになってからはそういったことはいっさいありません。

 

雇用契約書に決められた勤務時間が来れば終了。

それ以外に求められることはありません

 

    自分のやりたいことだけできる

 

常勤勤務の時はやりたくないことを良くやらされました

当直を優先的に多く入れられたり、やりたくもない発熱外来、学会発表など

安月給で働いているのに仕事を押し付けてくる、年配の医師が憎たらしかったのを覚えています。

 

ですが現在はまったくそんなことはなく

契約した業務内容以外の仕事は一切していません

 

    人間関係に振り回される心配が少ない

 

フリーランスとして勤務すると

病院の人間との関係はよくも悪くも希薄なものになります

 

常勤の時は深くかかわることが多かったためか

何かと衝突が多かったような気がします

明らかにフリーランスのほうが、人間関係で悩むことは少なくなりました。

 

 

フリーランスのデメリット

 

    移動が大変

やはり多くの病院で勤務する分移動は大変です。

特にいなかにいくほど時給単価があがるため、

いなかの病院を選ぶと、その分通勤時間がかかることになります。

 

    孤独

 

フリーランスは思ったより孤独です。

以前は仕事終わりに同期と飲みに行ったりというようなこともありましたが

今は同世代とのかかわりはほとんどなくなりました。

私は家に帰れば家族がいるのでそこまで孤独を強く感じることはありませんが

独身の方だと少しつらいのかなと思います。

 

    もっと仕事しろおじさんがうっとうしい

 

 

フリーランス医に対してあまりよくない印象を持つ人が

実際のところ多いです。

 

私自身も、もっとバリバリ働けよとか、常勤になれよとか

ねちねち言われることもたまにはあります。

 

契約通り働いてなんで指導医でもない人に言われないといけないのか

よくわかりませんが

若干ではありますが、そういった差別的な扱いを受ける可能性があることは

胸にとどめておいてください

 

    福利厚生がない

 

常勤の場合は福利厚生として

家賃補償、学会渡航費、学会年会費の負担などが認められることがあります。

 

フリーランスはこういった福利厚生はありません

ただ、それ以上に多く稼ぐことはできるので

個人的にはあまりデメリットとは感じていません。

 

    休みの補償

 

フリーランスにも有休があります。

これは労働基準法に定められており、週一の定期非常勤でも認められます。

 

ただし常勤の場合には

夏休み休暇があるところも多いですし

やコロナ関連(濃厚接触者)での休みでも給料を出してくれるところもあります

フリーランスはそういった補償は一切ありません

 

 

    社会保険がない(傷病手当金がない、国保が高い)

 

フリーランスの場合健康保険を喪失します。

 

国民健康保険、医師国保、健康保険の任意継続

のいずれかを選択してはいる事になります。

 

健康保険の任意継続であれば、

常勤のときよりも保険料が安くなることが多いですが

入会期間は2年間のみです。

 

2年後からは国民健康保険か医師国保に入ることになりますが、

間違いなくどちらも健康保険の時より保険料は高額になります。

 

また、これは最大のデメリットだと思いますが

傷病手当金が出ないという怖さがあります

健康保険では、

病気やけがで働けない場合は給料の60%ほどを補償してくれる

傷病手当金という制度があります。

フリーランスの場合は傷病手当金が一切出ません

フリーランス医が長期療養となった場合はかなりきついです。

 

 

    勉強の機会が少ない、資格取得には向かない

 

フリーランスになるとやはり最新の知見に触れる機会は少なくなります。

自分で情報を集めて、時代遅れの医療をしないようにしていかなくてはなりません

 

また、フリーランスになって専門医を目指すのは難しいでしょう

さらに、麻酔科では専門医の維持をフリーランスでは認めていません。

他の専門医の維持も今後専門医の維持が難しくなる可能性は出てきます

 

 

    派遣切りの可能性

 

昨今、コロナ流行により病院経営が厳しくなってきています。

こうなってくると医師も安泰ではありません

経営改善のために、切られるとしたら

常勤よりは非常勤のほうが可能性としては高いでしょう。

 

 

    将来性があやしい

 

将来的には

フリーランス医へはそこまで優遇されなくなると思います。

 

現に時給単価は以前よりも下がってきていますし、

専門医機構も、専門医維持にフリーランスは不可 といった条件をだしてきています。

 

仮にフリーランスのメリットが少なくなったときに、

常勤医として雇ってもらえるだけのスキルは維持しておいた方が良いと思います。

 

    やりがいが少ない

 

やはり常勤よりは医師としての仕事のやりがいは低下するでしょう

フリーランスが担当する部分は

外来、透析管理、健診、手術補助などに限られます

 

患者とのかかわりも薄くなるので、

患者から何か感謝されるということも少なくなります。

 

 

まとめ

フリーランスのメリット、デメリットについて記載しました。

並べてみるとデメリットの数のほうが多いですね。

 

色々な考え方はあり、

誰にでもお勧めする働き方ではありませんが

人によってはかなりメリットがある思います。

 

是非参考にしてみてください

 

積立NISAとは

今回は積立NISAの簡単な仕組みについて解説していきたいと思います。

 

もうやってるよ!とか知っているよ!

という方も多いと思いますが

 

全く知らない!という人向けに

簡単に解説してみたいと思います。

 

 

目次

積立NISAとは

積立NISAが損をしないであろうと思う根拠

「安定志向型医師」は積立NISAをするべきか

 

本文

 

積立NISAとは

 

積立NISAとは、

2018年から開始された資産運用の一つで

投資信託で得た利益が20年間にわたり非課税になります。

 

少額の投資に限定されており、

投資できるのは年間40万円(月33333円)までです。

 

なんのこっちゃ!!という方もいると思うので

詳しく解説していきます。

 

投資によって得た利益には普通「税金」がかかります。

株で儲けたら税金がかかり、株で負けたら補償はないんです。

誰がやるか!ってかんじですよね

 

ただ、こと積立NISAの投資に関しては

利益がでても税金がかからないのです。

ただし投資できる額が年間40万円までと少額です。

 

 

積立NISAが損をしないだろう思う根拠

 

根拠① 国が勧めているから

 

日本人は特に投資に対して

否定的な感情を持っている方が多い気がしています。

 

株で大損したという話を聞いたり

せっかく汗水たらして働いたお金を失ってしまうんじゃないか

という感情が強いからでしょう

 

たしかに投資はそういった側面がありますが

投資全般が必ずしもそうではありません

 

積立NISAは国が将来の資産形成のために推奨している制度です。

積立NISAで買い付けできる商品は金融庁が厳選した商品のみです。

 

国が勧めて、国が選んだ商品を買っているんだから

まあ損はしないよねって話です

 

根拠② 世界経済は長い目でみると常に成長している

 

世界経済というものは常に成長しています。

石油危機、リーマンショックなど様々な世界的な危機が

仮にあったとしても、経済は長い目で見ると成長しているのです。

 

このため、この流れて時代が進んでいけば

20年間という投資機関であれば

まず損はしないだろうといえると思います。

 

 

「安定志向型医師」は積立NISAをやるべきか

 

答えは「Yes」です。

 

みなさん月にどのくらい貯金できていますか?

妻が専業主婦の私でさえ、40万円ほどは貯められています。

 

いつも生活がかつかつで、貯金が全くないという人は

やめておいた方が良いですが、

正直3万円程度投資に回したって全然生活に支障ないですよね

 

使う予定のないお金を

全く増える見込みのない銀行口座に貯金するか

20年後には1.5倍程度に膨れる予定の投資に回すか

 

答えは簡単だと思います。

 

まとめ

いかがだったでしょうか

積立NISAのさわりの部分だけ解説しました。

 

投資なんてギャンブルじゃん、こわいこわい!

という人が、

ちょっとやってみようかなと思っていただければ幸いです。

 

 

 

私が楽天ふるさと納税をおすすめする理由

 

前回の記事では、ふるさと納税がいかにお得な制度か説明しました。

 

今度は、ふるさと納税をさらにお得に活用しようという話です。

 

私はこれから説明する方法で

数万円の利益を出しています。

 

返礼品がもられるだけでなく、

さらに利益がでるのですから使わない手はないです。

是非参考にしてみてください

 

 

目次

楽天経済圏とは

楽天SPUとは

おかいものマラソンとは

 

楽天ふるさと納税を解説する前に

楽天経済圏の話をしなければなりません

 

楽天経済圏、楽天SPUとは

生活に必要なサービスを楽天グループで統一してしまおうというシステムです。

楽天グループには楽天SPU(Super Point Up program)という

ポイント倍率があがるお得なプログラムが存在します。

 

これは、楽天銀行を利用したり、楽天証券を解説したりして

楽天グループのサービスを利用すればするほど

ポイント還元率がアップするというシステムです

 

例えば、100円の商品を買ったときに最初は1円の楽天ポイントでも

楽天グループのサービスを多数利用することで、

4円、5円とポイントの額が大きくなっていきます。

 

 

お買い物マラソンとは

 

お買い物マラソンとは楽天市場不定期に開催している

買い回りキャンペーンです。

 

商品を買えば買うほど、下記のように楽天ポイントがどんどんたまっていきます

 

1店舗目・・・通常倍率

2店舗目・・・2

3店舗目・・・3

4店舗目・・・4

5店舗目・・・5

6店舗目・・・6

7店舗目・・・7

8店舗目・・・8

9店舗目・・・9

10店舗目・・・10

 

このシステムのすごいところは

ふるさと納税で使えるということです。

 

注意しないといけないところは、ポイントの上限が1万ポイントなので

一度に大量購入はできません。

 

私は毎回このお買い物マラソンふるさと納税をすることで

数万円の利益を毎年出しています。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

楽天ふるさと納税をお買い物マラソン期間中にやることで

通常のポイ活とは比較できないくらいのポイントをためることができます

是非ふるさと納税楽天で!

ふるさと納税の仕組みと注意点

 

この記事ではふるさと納税の仕組みについて解説していきます。

 

そのくらい知っているよ!

という人も多いと思いますが、

知らない方もいるかと思いますので、改めて解説します。

 

 

 

目次

ふるさと納税の仕組み

ふるさと納税の注意点

 

本文

 

ふるさと納税の仕組み

 

ふるさと納税は、本来住民票の所在地に収めるべき税金を

他の地域に寄付することで

その分住民税や所得税が「控除」される仕組みです。

控除される金額は寄付額から2000円を引いた金額です。

 

文字にするとわかりにくいので、具体例を挙げますと

仮に収める税金の総額が230万円で

ふるさと納税302000円していたとしたら

税金の支払いが230-302000-2000円)で200万円となります。

 

これはとんでもなくすごいことです。

要約するとたった2000円払うだけで、

日本全国の数々の返礼品を味わえるわけです

もらった返礼の分、食費を中心とした生活費が浮くことになります

 

ふるさと納税は特に高所得世帯にお得な制度ですが、

いくつか注意点もあります。

ここで、ふるさと納税に関して注意するべき点について書いていきたいと思います。

 

注意点

    税金の先出しになる(節税ではない!

 

ふるさと納税はやった分だけお金が返ってくるんだ! 節税だ!

と勘違いされている方もいるかもしれませんが、

そうではありません

 

お金の流れとしては

本来納めるべきであった税金を先に払っているだけであって、

節税や減税の効果は一切ありません。

 

メリットは返礼品です。

返礼品の分生活の支出が減ることが、金銭的なメリットでしょう。

 

また、税金の先出しになるので

ふるさと納税をやった月は当然支出が増えます。

おそらく収入の多い医師は大丈夫だとは思いますが、

たまたま持ち合わせが少なくて、あとでクレジットの請求が来たときに

足りない!なんてことがないようにしましょう。

 

    控除額の上限が決まっている

 

年収に応じてふるさと納税できる額が決まっているのは

最も注意しなければならないポイントです。

 

もし、これを超えてしまった場合

払い損になってしまうので気を付けなければなりません

 

納税額のシミュレーションは

どこのサイトでも簡単にできますので問題はないかと思います。

ただ、この年収というのが「推定年収」になるということも注意が必要です

 

2022年のふるさと納税2022年内に行わないといけませんが。

2022年の年収は20221231日を迎えるまで分かりません。

したがって、ふるさと納税をする段階で年収は「確定していない」のです。

 

これは意外と盲点かもしれません。

仮に5月にふるさと納税を推定年収の控除額限界までやったのち、

6月以降けがや病気で一切働けなくなったとしたら、

年収は激減し、その分控除額も減少し

支払い損が発生する可能性が出てきます。

 

また、医師はバイトなどの雑所得が多く

推定年収が不明確な人も多いでしょう。

心配な方は、ある程度年収が確定した年末にやるのがおすすめです。

 

 

    ワンストップ特例制度はほとんどの医師が使えない

 

ふるさと納税をを実際に行ったときに

「ワンストップ特例制度を利用しますか?」

と書かれていることがあります。

 

「なんじゃこりゃ?」という人のために説明しますと

ワンストップ特例制度とは

確定申告を行わずにふるさと納税の恩恵を受けることができる仕組みです。

 

ふるさと納税をの恩恵をうける受けるためには

確定申告の際に11つ申告していかなくてはいけません

これが結構めんどくさいんですが

これをやらなくていいなら、なんていい制度なんだ!と思いきや

ほとんどの医師にとって、これは使えない制度です。

 

ワンストップ特例制度は

5つ以下の自治体への寄付で、確定申告をしない場合に使う制度です

 

医師の年収だと、ふるさと納税額は30万円近くになるかと思います。

これは5つ以下の自治体にしぼってやるのはほぼ不可能です。

また、多くの医師が確定申告を毎年行っています。

全ての収入が勤務先からの給料だけ 

という方は少ないのではないでしょうか

 

以上の理由から、

高収入である医師にとってはほぼ使えない制度となってしまっています。

 

    確定申告で必ず申告する

 

これはよくある事例らしいですが、

ふるさと納税をして返礼品をもらって満足し

確定申告を忘れる、または確定申告の必要性を知らなかった

という人がいるそうです。

 

特に、普段確定申告を行っていない会社員の方に多いようです。

ふるさと納税はワンストップ申請または確定申告を行わないと意味がありません。

 

先に述べたように、ワンストップ特例制度はほとんどの医師が活用できないため

必ず確定申告を行ってください。

 

今まで、勤務先からの給料のみで確定申告を行っていなかったという人は

勤務先の事務に相談してみてもいいかと思います。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか

ふるさと納税はいくつか注意点はありますが

かなりお得な制度だとおもいます。

 

特に高収入である医師にとっては

「やらない意味がわからない」制度だと思っています。

きちんと制度を理解し、

まだやっていないという人がいたらいますぐ始めましょう

 

下記記事ではふるさと納税をさらにお得に活用する方法を説明していますので

是非参考にしてください。

 

私が楽天ふるさと納税をおすすめする理由

安定志向型医師のためのお金の話

皆さん、お金のこと真剣に考えていますか?

 

多くの医師は高収入であり、

お金に困っていない人がほとんどです。

 

 

自分も数年前までは、お金のことはほとんど考えたことはなく、

稼いだ分散財し、気づけば貯金もほとんどありませんでした。

お金の知識もほとんどなく

累進課税って何? 社会保険料って何? おいしいの?

こんな状態でした。

 

高収入の家庭は意外と支出が多くなりがちです。

この記事では、

多くの「安定志向型医師」のための

資産形成について書いていきたいと思います。

 

ハイリスクハイリターン(FXや仮想通過、不動産投資など)な投資について学びたい方は、他のサイトで勉強してください。

 

まず誰でも実践できるふるさと納税について、

それから、低リスクな資産運用に関して書いていきたいと思います。

資産を大きく増やそうというよりは、

資産を守る」という感覚に近いです

是非参考にしてみてください。

 

 

目次

医師の税金について

多くの医師は安定志向である

医師の3大義

1.      ふるさと納税

2.      積み立てNISA

3.      iDeco

 

医師の税金について

 

日本は累進課税制度を採用しています。

所得が増えるほど、所得税が増えるしくみです。

また、所得が増えるほど社会保険料(健康保険料や年金保険料)も増えます。

住民税は一率10%です。

 

これらを合計すると、

多くの医師の年収10001500万円の場合

手元に残るのは5060%ほどとなります。

 

私たちの労働の約半分は、国のために働いています

我々医師はどれだけ人類に貢献すればいいのでしょうか

可能な限り節税をして、残ったお金は賢く堅実に増やしたいところです。

 

多くの医師は安定志向である

 

私の同期や知り合いの範囲ではありますが

何か事業を起こして稼ぎまくりたい!

株やFXで大きく儲けたい!

という人は少ない気がします。

 

また、親が開業医でない限りは、

「一生勤務医で安泰」

「あえてリスクを冒して開業や事業をしようとは思わない」

という方がほとんどです。

 

そもそも、リスクを冒してでもお金を稼ぎたいという人なら

医師ではなく他の職業を目指したほうが効率が良いと思います。

 

ここからはそんな、多くの「安定志向型医師」のために

必ずやるべき3つの

資産を守る方法について紹介していきます。

 

安定志向型医師がやるべき3つの制度

 

安定志向型医師は今すぐ、以下の3つの制度を利用してください

    ふるさと納税 ②積み立てNISA ③iDeCo

 

 

やっていないものがある方はいるでしょうか?

もし、やっていないものがあれば

是非この記事を参考にしてください。

 

 

    ふるさと納税

 

ふるさと納税をやっていない人いますか?

最近ではだいぶメジャーになってきて、多くの方が利用しています。

 

ふるさと納税はやらない意味が分からないというくらい、

特に高収入世帯にはお得な制度です。

ふるさと納税は国民の義務と言っている人もいるくらいです。

もしやっていないという方がいたら、今すぐはじめましょう

 

ただ、どうせやるならさらに得する方法でやりましょう。

 

私のおすすめは

1.      楽天ふるさと納税

2.      お買い物マラソン中に

 

ふるさと納税をすることです。

 

上の方法をすることで

楽天ポイントが 鬼のようにたまります。

 

下記記事では

ふるさと納税の仕組み、楽天ふるさと納税について解説していますので是非参考にしてください

 

 

drpon-freelife.hatenablog.com

 

 

drpon-freelife.hatenablog.com

 

 

    積み立てNISA

 

ここで質問をします

 

今あなたは800万円もっています。

この800万円は将来のためにとっておこうと思っています

ここで、1番と2番の貯金箱をみつけました。

1番の箱は、

絶対にお金が減ることはないですが、ほぼお金が増えることはありません

2番の箱は、

歴史を覆すような大事故がなければお金が減ることはありません。

世界が平和であれば20年後1.5倍ほどになる可能性があります。

 

皆さんは1番、2番どちらの貯金箱にお金を入れますか?

 

 

どうせだったら、2番の箱に入れておきたいですよね??

 

この問題の

1番が普通預金  2番が積立NISA

の考えになります。

 

 

もちろん積立NISAは「投資」ですので

リスクはあります。

それでも、「安定志向型医師」にとって

メリットがデメリットを大きく上回ると考えています。

 

    SBI証券か楽天証券

    SP500か全世界株

を買っとけば、まず間違いありません。

 

下記記事で積立NISAの詳しい解説

おすすめの投資商品について解説しますので参考にしてください。

 

 

drpon-freelife.hatenablog.com

 

 

    iDeCo

 

正式名は個人型確定拠出年金といいます

 

積立NISAと考え方は似ていて

毎月一定の金額を投資して、30年後にかなり多くのリターンが見込める制度です。

iDeCoはどちらかというと老後の資金対策という側面が大きいです。

 

 

また、iDeCo最大のメリットは全額所得控除になることです、

iDeCoに入れた分、所得が減ってたとみなされて所得税が減る仕組みです。

 

ただ私の感想ですが、

iDeCoに関しては積立NISAほどはおすすめしていません。

 

理由は以下の通りです

    勤務医である第2号保険者にとって、所得控除額がそこまで大きくない

    受け取るときに税金がかかる

    いったん始めると止められないし、60歳を超えるまで引き出せない

 

 

特に医師にとっては②の「税金」が最大のデメリットだと感じています。

医師には定年がありません

いざ60歳を超えて、iDeCoで積み立てた分を引き出そうとしたとき、

収入が多い場合は、その分税金の額もあがってしまうからです。

 

ただ、未来のことは何もわかりません

年金は徐々に減っています。

定年がないといってもいつまで働けるかはわかりません。

 

私は年金をあまり信用していないことと、

あまり長く働きたくないという理由もあって

iDeCoをやっています。

 

しっかり制度を理解して、やるかやらないか決めるといいと思います。

 

 

まとめ

 

ふるさと納税、資産運用について記載しました。

 

まずふるさと納税は絶対やりましょう

 

積立NISAiDeCoはメリットデメリットありますが

「安定志向型医師」にとってお得な制度と言えると思います。

ただあくまでも「投資」ですので自己責任でお願いします(笑)