安定志向型医師のためのお金の話
皆さん、お金のこと真剣に考えていますか?
多くの医師は高収入であり、
お金に困っていない人がほとんどです。
自分も数年前までは、お金のことはほとんど考えたことはなく、
稼いだ分散財し、気づけば貯金もほとんどありませんでした。
お金の知識もほとんどなく
こんな状態でした。
高収入の家庭は意外と支出が多くなりがちです。
この記事では、
多くの「安定志向型医師」のための
資産形成について書いていきたいと思います。
ハイリスクハイリターン(FXや仮想通過、不動産投資など)な投資について学びたい方は、他のサイトで勉強してください。
まず誰でも実践できるふるさと納税について、
それから、低リスクな資産運用に関して書いていきたいと思います。
資産を大きく増やそうというよりは、
「資産を守る」という感覚に近いです
是非参考にしてみてください。
目次
医師の税金について
多くの医師は安定志向である
医師の3大義務
1. ふるさと納税
2. 積み立てNISA
3. iDeco
医師の税金について
日本は累進課税制度を採用しています。
所得が増えるほど、所得税が増えるしくみです。
また、所得が増えるほど社会保険料(健康保険料や年金保険料)も増えます。
住民税は一率10%です。
これらを合計すると、
多くの医師の年収1000~1500万円の場合
手元に残るのは50~60%ほどとなります。
私たちの労働の約半分は、国のために働いています
我々医師はどれだけ人類に貢献すればいいのでしょうか
可能な限り節税をして、残ったお金は賢く堅実に増やしたいところです。
多くの医師は安定志向である
私の同期や知り合いの範囲ではありますが
何か事業を起こして稼ぎまくりたい!
株やFXで大きく儲けたい!
という人は少ない気がします。
また、親が開業医でない限りは、
「一生勤務医で安泰」
「あえてリスクを冒して開業や事業をしようとは思わない」
という方がほとんどです。
そもそも、リスクを冒してでもお金を稼ぎたいという人なら
医師ではなく他の職業を目指したほうが効率が良いと思います。
ここからはそんな、多くの「安定志向型医師」のために
必ずやるべき3つの
資産を守る方法について紹介していきます。
安定志向型医師がやるべき3つの制度
安定志向型医師は今すぐ、以下の3つの制度を利用してください
やっていないものがある方はいるでしょうか?
もし、やっていないものがあれば
是非この記事を参考にしてください。
① ふるさと納税
ふるさと納税をやっていない人いますか?
最近ではだいぶメジャーになってきて、多くの方が利用しています。
ふるさと納税はやらない意味が分からないというくらい、
特に高収入世帯にはお得な制度です。
ふるさと納税は国民の義務と言っている人もいるくらいです。
もしやっていないという方がいたら、今すぐはじめましょう
ただ、どうせやるならさらに得する方法でやりましょう。
私のおすすめは
2. お買い物マラソン中に
ふるさと納税をすることです。
上の方法をすることで
楽天ポイントが 鬼のようにたまります。
下記記事では
ふるさと納税の仕組み、楽天ふるさと納税について解説していますので是非参考にしてください
② 積み立てNISA
ここで質問をします
今あなたは800万円もっています。
この800万円は将来のためにとっておこうと思っています
ここで、1番と2番の貯金箱をみつけました。
1番の箱は、
絶対にお金が減ることはないですが、ほぼお金が増えることはありません
2番の箱は、
歴史を覆すような大事故がなければお金が減ることはありません。
世界が平和であれば20年後1.5倍ほどになる可能性があります。
皆さんは1番、2番どちらの貯金箱にお金を入れますか?
どうせだったら、2番の箱に入れておきたいですよね??
この問題の
1番が普通預金 2番が積立NISA
の考えになります。
もちろん積立NISAは「投資」ですので
リスクはあります。
それでも、「安定志向型医師」にとって
メリットがデメリットを大きく上回ると考えています。
① SBI証券か楽天証券で
② S&P500か全世界株
を買っとけば、まず間違いありません。
下記記事で積立NISAの詳しい解説
おすすめの投資商品について解説しますので参考にしてください。
③ iDeCo
正式名は個人型確定拠出年金といいます
積立NISAと考え方は似ていて
毎月一定の金額を投資して、30年後にかなり多くのリターンが見込める制度です。
iDeCoはどちらかというと老後の資金対策という側面が大きいです。
また、iDeCo最大のメリットは全額所得控除になることです、
iDeCoに入れた分、所得が減ってたとみなされて所得税が減る仕組みです。
ただ私の感想ですが、
iDeCoに関しては積立NISAほどはおすすめしていません。
理由は以下の通りです
① 勤務医である第2号保険者にとって、所得控除額がそこまで大きくない
② 受け取るときに税金がかかる
③ いったん始めると止められないし、60歳を超えるまで引き出せない
特に医師にとっては②の「税金」が最大のデメリットだと感じています。
医師には定年がありません
いざ60歳を超えて、iDeCoで積み立てた分を引き出そうとしたとき、
収入が多い場合は、その分税金の額もあがってしまうからです。
ただ、未来のことは何もわかりません
年金は徐々に減っています。
定年がないといってもいつまで働けるかはわかりません。
私は年金をあまり信用していないことと、
あまり長く働きたくないという理由もあって
iDeCoをやっています。
しっかり制度を理解して、やるかやらないか決めるといいと思います。
まとめ
ふるさと納税、資産運用について記載しました。
まずふるさと納税は絶対やりましょう
積立NISA、iDeCoはメリットデメリットありますが
「安定志向型医師」にとってお得な制度と言えると思います。
ただあくまでも「投資」ですので自己責任でお願いします(笑)