DrPonのブログ

フリーランス医 医師の転職、節税対策など

フリーランス医に向いている性格

診療科にも向き、不向きがあるように

フリーランスにも向き不向きがあると思っています。

 

フリーランス最大のメリットは「時間的自由」ですが、

いくつかの制約があるのも事実です

 

今回はフリーランスに向いている人の性格とはどのようなものか

解説していきたいと思います

とても共感できる!という人はフリーランスを目指してみるのもいいかもしれません。

 

目次

フリーランスに向いている性格4

1.      医療をビジネスとしてとらえている人

2.      孤独に耐えられる人

3.      医者以外にしたいことややらないといけないことがある人

4.      健康にあまり不安がない人

※番外編:フリーランスは効率よく稼げるは間違い?

 

 

 

ではさっそく、

フリーランスに向いている性格4選について解説していきます

 

1.      医療をビジネスとしてとらえている人

 

皆さんが医師を志したきっかけはなんだったでしょうか?

患者とのふれあい、命を救ってもらった感謝など

にあこがれや目標を抱いて医師を目指した方も多いと思います

 

フリーランスの場合、患者とのかかわりは希薄となり

感謝を受けることはほとんどなくなります。

自分もフリーランスですし、これを悪いことだとは思っていませんが、

フリーランスはビジネス的側面が強く

「患者から感謝されるのが生きがい」という人には向かないと思います。

 

2.      孤独に耐えられる人

 

フリーランスは患者だけでなく、医療従事者とのかかわりも希薄になりがちです。

 

職場によっては1日誰とも話さず帰ることもよくあります

私の場合は一人の時間も好きですし、家に帰れば家族がいますので

特に苦になることはありません。

人によっては、誰かと話していないと落ち着かない

という人もいるかと思いますので

孤独に耐えられない人はやめておいた方がいいかもしれません。

 

 

3.      医者以外にしたいことややらないといけないことがある人

 

フリーランス医における最大のメリットは

「時間的自由」だと感じています。

 

子育てをしたい方、医者以外に副業を頑張りたい方には最適の働き方です。

私の場合、

趣味の時間、家族と触れ合う時間が増えたことが

フリーランスになって一番嬉しいことです

 

 

4.      健康にあまり不安がない人

 

フリーランス

「休みの補償」 「傷病手当金」の制度がありません。

 

風邪などで休めばその分給料は下がりますし

長期療養となった際に傷病手当金はでません。

常勤であれば、条件はありますが月収の60%程度は傷病手当金でカバーできます。

 

特に傷病手当金が出ないというところは不安なものです。

良い保険も調べてみましたが、特によさそうな保険はありませんでした。

フリーランスになる方は、けがや病気には人一倍気を付けましょう

 

※番外編:フリーランスは効率よく稼げるは間違い?

 

前回の記事で、

フリーランスは時給単価が高い!

という話をしました。

 

確かに年収という観点では、高額になります。

ただ、手元に残るお金、生涯賃金という観点では少し話が変わってきます

 

「税金問題」と「年金」という問題が出てきます。

 

まず税金ですが、

 

 

また、年金に関しては

常勤医のほうが

年金は優遇されています(厚生年金>国民年金のため)

つまり「生涯賃金」という観点だと常勤に分があります。

 

お金を稼ぎたい人はどうしたら良いか

 

単純にお金を稼ぎたいのであれば

開業や医療系の事業をやって経営者になるのが一番だと思います。

当然当たりはずれがありますのでリスクはありますが

成功すれば莫大な資産が手に入ります

 

勤務医という形であれば

常勤医(週4勤務)+非常勤

の形が一番良いと思います。

 

常勤で厚生年金や福利厚生を確保しつつ、非常勤で効率よく稼ぐのがベストです。

 

以上の理由から、

とにかくお金を稼ぎたいという人には、フリーランスはあまりおすすめできません。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

なかなか共感できる人は少なかったかもしれませんね

 

ただ、上にあげたような性格の人じゃないとフリーランスとして

やっていけないというわけではなく

あくまでも、こういう人の方が向いているという話です。

 

是非参考にしてみてください。