医師が退職決定後にやるべきこと
勤務先に転職を伝え、
無事円満に転職を迎えることができそうです。
ほっと一安心。お茶でもいっぱい飲みたいところです。
が、ここで気を抜いてはいけません。
退職日まであとひと踏ん張りがんばりましょう。
この記事では、医師が退職決定後に
するべき行動、手続きについてまとめてみました。
円満退職できるかは、退職日までの行動でも決まります。
是非最後まで読んでみてください。
目次
医師が退職決定後に行うべき行動
- お世話になった人に感謝の気持ちを伝える
- 転職理由でうそをついたなら必ず隠し通す
- 仕事のやる気をおとさない
- 引継ぎをしっかりやる
退職までに必要な事務手続き
- 私物の引き取り、職場に返却するものの確認
- 会社からの未払いがないか確認
- 健康保険や年金保険の切り替え手続き
医師が退職決定後に行うべき行動
- お世話になった人に感謝の気持ちを伝える
お世話になった方には必ず感謝を伝えましょう。
それがどんなに嫌いな人であってもです。
どうせもう二度と会うこともないし、と思う気持ちもわかります。
前にも言いましたが、医療業界は狭いもので、
転職してもまた関わりが出てくることもあるでしょう。
相手のためでなく、自分のためと思って、
少しでもお世話になった方には、感謝の気持ちを伝えましょう。
- 転職理由でうそをついたなら必ず隠し通す
「家庭の都合で」と
うその理由で転職をされる方もいるかもしれません。
場合によっては仕方ないでしょう
ただ、うそをついたのなら、その職場にいるうちは
うそをつきとおさなければなりません。
思わず同僚に本当のことをしゃべっちゃったとか、
会話の中で辻褄が合わないことをいってしまったということが
ないように心がけましょう。
- 仕事のやる気をおとさない
転職が決定すると、次の職場のことで頭がいっぱいです。
そのため、今やっている仕事に対するモチベーションが下がりがちで
ついつい手を抜いてしまうものです。
社会的にも、患者さんにとっても
よろしくないことだと思います。
残り数か月の辛抱ですので、最後までしっかり仕事にとりくみましょう。
- 引継ぎをしっかりやる
あなたのやっていた仕事をリスト化し、
仕事内容をしっかり記載して職場に渡すようにしましょう。
また、主治医患者を引き継いでもらう場合は経過をまとめて、
サマリーのように残すようにしましょう。
たまに、「カルテに書いてあるからいいでしょ」
と言われる方もいますが、膨大なカルテから記録をたどっていくのは
かなりの労力を要します。
後任者の負担をできるだけ減らすように努力しましょう。
ただ、一つ重要なことですが、
「誰が」その仕事を引き継ぐか考えることは、あなたの仕事ではありません。
「誰が」それを引き継ぐかは
経営者や職場に残る人が考えることです。
退職までに必要な事務手続き
- 私物の引き取り、職場に返却するものの確認
医師免許証や専門医の資格証書などを
病院に預けている方も多くいらっしゃるかと思います。
色々あるとは思いますが、
事務に、返却するものと返してもらうもの何がありますか
と聞いてみれば大丈夫です
普通のところであれば、
リスト化して渡してくれるはずです。
- 健康保険や年金保険の切り替え手続きの確認
常勤医から他の医療機関の常勤医に転職する方は
あまりこの手続きは心配いりません。
いったん健康保険資格喪失手続きをし、
次の常勤先の健康保険資に入り直しとなります。
これらの手続きは事務方でやってくれるので任せていれば大丈夫です。
自分で手続きをする必要が出てくるのは、
常勤医からフリーランスになる方です。
フリーランスになる場合は、
健康保険と年金保険のそれぞれで
自分で手続きを踏んでいく必要があります。
まとめ
医師が転職決定後に
するべき行動、手続きについて記載しました。
モチベーションが下がっている中で、頑張ることは大変ですが
職場のためでもあり、あなたのためでもあります。
立つ鳥跡を濁さず精神で最後まで頑張りましょう!!