DrPonのブログ

フリーランス医 医師の転職、節税対策など

医師が退職決定後にやるべきこと

勤務先に転職を伝え、

無事円満に転職を迎えることができそうです。

 

ほっと一安心。お茶でもいっぱい飲みたいところです。

 

が、ここで気を抜いてはいけません。

退職日まであとひと踏ん張りがんばりましょう。

 

 

この記事では、医師が退職決定後に

するべき行動、手続きについてまとめてみました。

 

円満退職できるかは、退職日までの行動でも決まります。

是非最後まで読んでみてください。

 

 

目次

医師が退職決定後に行うべき行動

  • お世話になった人に感謝の気持ちを伝える
  • 転職理由でうそをついたなら必ず隠し通す
  • 仕事のやる気をおとさない
  • 引継ぎをしっかりやる

 

退職までに必要な事務手続き

  1. 私物の引き取り、職場に返却するものの確認
  2. 会社からの未払いがないか確認
  3. 健康保険や年金保険の切り替え手続き

 

 

 

医師が退職決定後に行うべき行動

  • お世話になった人に感謝の気持ちを伝える

 

お世話になった方には必ず感謝を伝えましょう。

それがどんなに嫌いな人であってもです。

 

どうせもう二度と会うこともないし、と思う気持ちもわかります。

前にも言いましたが、医療業界は狭いもので、

転職してもまた関わりが出てくることもあるでしょう。

 

相手のためでなく、自分のためと思って、

少しでもお世話になった方には、感謝の気持ちを伝えましょう。

 

 

  • 転職理由でうそをついたなら必ず隠し通す

 

「家庭の都合で」と

うその理由で転職をされる方もいるかもしれません。

場合によっては仕方ないでしょう

 

ただ、うそをついたのなら、その職場にいるうちは

うそをつきとおさなければなりません。

 

思わず同僚に本当のことをしゃべっちゃったとか、

会話の中で辻褄が合わないことをいってしまったということが

ないように心がけましょう。

 

  • 仕事のやる気をおとさない

 

転職が決定すると、次の職場のことで頭がいっぱいです。

そのため、今やっている仕事に対するモチベーションが下がりがちで

ついつい手を抜いてしまうものです。

 

社会的にも、患者さんにとっても

よろしくないことだと思います。

残り数か月の辛抱ですので、最後までしっかり仕事にとりくみましょう。

 

  • 引継ぎをしっかりやる

 

あなたのやっていた仕事をリスト化し、

仕事内容をしっかり記載して職場に渡すようにしましょう。

また、主治医患者を引き継いでもらう場合は経過をまとめて、

サマリーのように残すようにしましょう。

 

たまに、「カルテに書いてあるからいいでしょ」

と言われる方もいますが、膨大なカルテから記録をたどっていくのは

かなりの労力を要します。

後任者の負担をできるだけ減らすように努力しましょう。

 

ただ、一つ重要なことですが、

「誰が」その仕事を引き継ぐか考えることは、あなたの仕事ではありません。

 

「誰が」それを引き継ぐかは

経営者や職場に残る人が考えることです。

 

 

退職までに必要な事務手続き

 

  1. 私物の引き取り、職場に返却するものの確認

 

医師免許証や専門医の資格証書などを

病院に預けている方も多くいらっしゃるかと思います。

 

色々あるとは思いますが、

事務に、返却するものと返してもらうもの何がありますか

と聞いてみれば大丈夫です

 

普通のところであれば、

リスト化して渡してくれるはずです。

 

 

  1. 健康保険や年金保険の切り替え手続きの確認

 

常勤医から他の医療機関の常勤医に転職する方は

あまりこの手続きは心配いりません。

いったん健康保険資格喪失手続きをし、

次の常勤先の健康保険資に入り直しとなります。

これらの手続きは事務方でやってくれるので任せていれば大丈夫です。

 

自分で手続きをする必要が出てくるのは、

常勤医からフリーランスになる方です。

 

フリーランスになる場合は、

健康保険と年金保険のそれぞれで

自分で手続きを踏んでいく必要があります。

 

 

まとめ

 

医師が転職決定後に

するべき行動、手続きについて記載しました。

 

モチベーションが下がっている中で、頑張ることは大変ですが

職場のためでもあり、あなたのためでもあります。

立つ鳥跡を濁さず精神で最後まで頑張りましょう!!

 

病院見学でみるべきポイント

見学は絶対にやっておいたほうが良いです。

ある程度希望条件に見あう病院がみつかったら

必ず病院見学をしましょう

 

特に合わない先生やスタッフがいて前の病院を辞めたとか

コミュニケーションにあまり自信がない

といった人は必ず見学をして

病院の雰囲気を感じたほうがよいと思います

 

ただ何となく見学するのではなく、

みるべきポイントというのがあります。

今回は、見学の際に見るべきポイント、確認事項

について書いていこうと思います。

 

目次

見学で確認すべきポイント

  • 仕事の方針
  • 現場の雰囲気
  • 医局の雰囲気
  • 医療機器

 

 

見学で確認すべきポイント

  • 仕事の方針

 

まったく同じ勤務内容でも方針次第で、

忙しさややりがいは変わってきます。

 

例えば、救急車の受け入れは絶対断らないとか

主治医制をとっていて夜中であっても

担当患者の異常は必ず主治医に連絡が来るとかです。

 

専門科目によって、質問事項は分かれると思いますが、

一日の大まかな業務の流れ、たいへんだと感じるポイント

は必ず聞いておきましょう。

 

また、仕事に対する姿勢や、何に重きを置いているか

も確認しましょう。

手術を多くやろうとしているのか、QOLを重視しているのかなどです。

 

それが、自分の価値観とあっている病院かどうか必ず確認しましょう。

 

  • 職場の雰囲気

 

同じ科の医師やスタッフには必ず挨拶し

少し話をしましょう。

 

特に医師は自分のことを偉いと思っている勘違い人間が多いです。

そんなのが同じ科にいると面倒です。

そういう人は2.3言話せば、だいたいわかります。

 

もし、この人とは一緒にやっていけそうにないなという人がいたら、

もう一度、転職するかどうかじっくり考えたほうが良いと思います。

 

  • 医局の雰囲気

 

ここはあまり気にならないという人は読み飛ばしてください

 

自分は待機中はできるだけ、

パーソナルスペースを確保したい人間なので

医局はそこまで開かれすぎていないほうが好ましいです。

 

できることなら個室がいいですが、

なかなかそうもいかないので

医師どうしがなるべく、仕切りなどでしきられている医局のほうが望ましいです。

 

自分と同じような考えの人は是非確認しておいてください

 

  • 医療機器

 

特にクリニックで働く場合などは

医療機器の配備が少ない場合があります。

CTや内視鏡などはクリニックにないことはよくあります。

 

検査や治療が必要な場合にどうするか

確認しておいた方が良いかもしれません。

 

 

まとめ

病院見学の際のみるべきポイントについて解説しました。

 

契約内容だけではその病院の雰囲気まではわかりません。

特に、人間関係の悪化で転職を考えた方は

同じ失敗を繰り返さないように

病院見学にはしっかり力を入れましょう。

 

病院によっては1日見学もやっています。

1回の見学で納得いかなければ、2回でも3回でもやってよいと思います。

しっかり事前に確認し最高の転職をしましょう

 

ブラック病院、パワハラドクターの見抜き方

今でこそ「働き方改革」が実施され、

いわゆる「ブラック病院」は減ってきたかと思います。

 

ですが、未だに

雇用契約と労働内容が違ったり、

パワハラ、セクハラドクターのいる病院はまだまだあります。

 

自分の研修した病院にはタイムカードがありませんでした。

1週間連続で寝ずに働いたこともあります。

残業代は一円も支払われませんでした。

 

明らかな労働基準法違反です

そういった病院は、

自分たちがどれだけ患者のために働いているか

また、自分たちの体を張っているのが「美徳」

であるかのように洗脳してきます。

 

だまされてはいけません。

仕事をしたならそこに対価を払うのは当然です。

 

ただ、就職とは難しいもので

「入ってみないとわからない」部分というのが少なからずあります。

 

この記事では、

入職前にブラック病院かどうか、

パワハラドクターがいないかどうか

見分ける方法について書いていきたいと思います。

 

この記事を読んで、

「こんな病院入るんじゃなかった」という人が

少しでも減れば幸いです。

 

 

目次

「入ってみないとわからない」はもったいない

 

病院の内部情報を事前に知る方法

  1. 看護師のつてを使う
  2. SNSを利用する

 

気を付けたほうが良い病院の特徴4選

  • 求人票に「やりがいのある職場です」と書いてある
  • 奨学金制度を利用している
  • 院長の人間性に問題がある
  • 事務員の対応が悪い

 

 

「入ってみないとわからない」はもったいない

 

明らかな労働基準法違反を強要してくる病院や、

パワハラドクターが横柄な態度をとり続けている病院はまだまだあります。

 

ただ、採用者側もなんとか採用したいわけですから、

面接や見学の際はそういったマイナス情報は

なんとしても隠そうとするでしょう。

 

そのため、

入ってみたら違った」ということが起こりえるのです。

 

普通の転職手順を踏んでいると、

そういった情報は事前には入りません

特に同じ専門科にヤバい奴がいないかは知りたいですよね

毎日のように関わる人が付き合いづらかったら、

働きたくもなくなりますもんね

 

以下で、情報収集の方法や、見分けるコツについて解説します。

少し手間はかかりますが、それでも時間をかける意義は十分あると思います。

 

病院の内部事情を事前に知る方法

  1. 看護師のつてを使う

 

一番良いのは、その病院に勤務していたり、

過去に勤務していた知り合いがいる事です。

ただ、なかなかそう都合よくそういう知り合いはいないでしょう。

 

そこでおすすめしたいのが、

自分の仲のいい看護師にづてに情報収集することです。

 

同一県内であれば看護師のコミュニティは広いです。

たいがいどこかでつながっていて、

そこで勤務していた人につながるでしょう

 

  1. SNSを利用する

 

あまりコメディカルとのつながりがない人もいるでしょう

そういった方は、SNSを利用するのも一つの手です。

特にFacebookは勤務先を載せているかたが多くいます

 

ただし、Facebookに自分の勤務先を載せている人は

わりかし、重要な役職についている方が多い印象です。

ターゲットとしては、年齢が若く、あまり重要でない役職の人にしましょう

 

またメッセージを送るときも

「自分が」ではなく、

「知り合いが○○科で勤務するかもしれなくて、その科のことについてしりたい」

というようにするのが良いと思います。

 

気を付けたほうが良い病院の特徴4選 ※経験的に

 

求人票に「やりがいのある職場です」と書いてある

 

仕事にやりがいがあるのは良いことですし

「やりがい」を求めて転職する医師も多いと思います。

 

ただし、真の意味でのやりがいとは

何かのスキルが身につくとか、自分にしかできない技術を生かせるとか、

自分が専門とする分野を十分に発揮して診療にいかせるとかです。

 

 

求人票に書かれている「やりがい」=「忙しいだけ」がほとんどです

なので、その点は十分気を付けたほうが良いと思います。

 

奨学金制度を利用している

 

大学時代に病院の奨学金制度を利用している友人はいなかったでしょうか

少数ではありますが、人材確保のために

医学部生に対して奨学金を貸している病院があります。

「うちの病院で研修すれば返さなくていいよ」みたいなやつです

 

裏を返せば、そこまでしないと人材が集まらない病院

ということです。

 

これはホームページを見ればすぐにわかります。

奨学金制度がある病院は

「何かあるな」と疑ってかかるのがよいでしょう

 

院長の人間性に問題がある

 

その病院の質を決めるのは、トップの質だと思っています。

病院の一番の権力者である院長が良くないと、

基本的にその病院はたいしたことないです。

 

ただ、面接の短い時間でそれを見抜くのは非常に困難です。

逆に、面接の短い時間で院長に対して不信感を抱くような点があれば、

その転職は慎重を期したほうがよいでしょう

 

事務の対応が悪い

 

あくまでも持論ですが、

病院事務員の対応と病院の質は比例すると思っています。

 

良い病院の事務長は人間性も素晴らしいですし

どの事務員にも指導が行き届いているのか、対応が丁寧で迅速です。

逆にこれまで勤務したブラック病院の事務員は最悪でした。

 

事務方の対応の悪い病院も

転職の際は慎重を期したほうがよいでしょう。

 

まとめ

 

病院の内部事情を事前に知る方法

気を付けたほうが良い病院の特徴

 

について書いてみました。

 

やや手間がかかり、めんどくさいと思う方もいるかもしれません。

しかし、労働環境は転職を決めるかなり重要な要素です。

時間、手間をかけてでも情報収集する価値は十分あります。

 

「入ってから初めて知った」

を少しでもなくせるよう、やれることはやってみましょう。

 

下記記事では病院見学の際に見るべきポイント

について記載していますので

是非参考にしてみてください

 

drpon-freelife.hatenablog.com

 

 

 

医師のための面接対策

やはり何歳になっても面接は緊張するものです。

 

医師はどこにいっても引く手あまたであり、

激しい就活戦争を経験した

という人はそうそういないと思います。

多くの医師にとって、面接は経験に乏しい分野といえるでしょう

 

この記事では、

医師の面接における注意点を記載していいきます。

 

採用する側の気持ちと、簡単な注意点に絞って書いていきたいと思います。

 

目次

採用者側の気持ち

採用者が見るポイント

ポイント① 人間性

ポイント② 長く働いてくれそうか

 

 

 

採用者側の気持ち

 

まず、皆さんに心得ていて欲しいことは

医師の採用において

面接をする段階で8割方採用すると決めている

ということです。

 

大手会社の集団面接や、大学受験の時の面接とは違います。

採用者側が出した求人内容で、その資格を持った応募者が来ている訳で、

基本的に医師の面接は勝ち戦です。

 

 

では、面接の際に雇用者側が見ているのはどんなところでしょう

それは

  • 人間性(一緒に働きたいかどうか)
  • 長く働いてくれそうか(簡単に辞めないか)

これだけです。

 

どの程度専門性があるかとか、診療実績などは履歴書をみればわかります。

一緒に働いて問題がない人か、簡単に辞める人でないか

それだけです。

 

それぞれポイントを解説していきます。

 

ポイント① 人間性(一緒に働きたいかどうか)

 

まず、

面接は真実を言う場面ではありません。

採用してくれるように、自分という商品をアピールする場です

 

真面目でまっとうな人間であることを演じればいいのです。

 

なにも難しい話はありません。

前述したとおり、医師の面接は勝ち戦です。

よっぽどひどくなければ大丈夫です。

 

具体的には、

前職職員の悪口をいいまくったり、

お金の話をしつこく追及したりするなど

明らかない「こいつはヤバい」とならなければ大丈夫です。

 

 

ポイント② 長く働いてくれそうか(簡単に辞めないか)

 

ここはあまり心配はいりませんが

過去に短い期間で退職した職歴があれば、

そこはつっこまれる可能性はあるかもしれません。

 

短い期間で辞めた理由をしっかり準備しておきましょう。

家庭の事情であったり、病気、他にやりたいことができたなど

今後そのようなことは起こらないであろうことをしっかり伝えれば大丈夫です。

 

絶対にやってはいけないのは、

辞めた職場のことを悪くいうことです。

 

前の職場は、○○が合わなくてとか、○○な仕打ちを受けて

などというのは、聞いていて気分の良いものではないですし、

「うちで勤めても同じようなことをいうのでは」と思われかねません。

仮にそれが真実であっても、絶対にやってはいけません。

 

 

まとめ

 

医師の面接対策について書いてみました。

前述したとおり、

面接に至っている時点でほぼ採用は間違いないもの

と思っていてよいかと思います。

人間性の部分だけしっかり演じればまったく問題ありません。

力を抜いて面接に臨みましょう。

 

下記記事では、面接前に行っておきたい

病院の情報収集について記載していますので是非参考にしてみてください

 

drpon-freelife.hatenablog.com

転職エージェントとの付き合い方

転職をするうえで

転職エージェントとの付き合いは避けて通れません。

 

どこまでしゃべってよいものか

どこまで信用していいものか

 

こんな疑問を持つひとも多いと思います。

 

この記事では

エージェントとの付き合い方について書きました。

 

エージェントといい付き合い方をして、最高の転職をしましょう

 

目次

エージェントとの付き合い方4か条

  • 社会的な最低限のマナーを守り、レスポンスは相手が引くくらい早く
  • 本当のことを言う
  • 紹介された求人にはしっかり目を通し、その都度感想を伝える。
  • 状況が変わったときはすぐに知らせる

 

 

社会的な最低限のマナーを守り、レスポンスは相手が引くくらい早く

 

「エージェント側が売り手、医師が客」

という勘違いをされている方が多いかもしれません。

 

これは大きな間違いで、

エージェントにとってあなたはあくまでも「商品」です。

病院やクリニックといった買い手に対して

あなた(商品)を売るのがエージェントです。

 

明らかに横柄な態度をとる

「劣悪商品」を売り手に紹介できるでしょうか

いきなり連絡を返さなくなるような

「欠陥品」にいい情報を提供してくるでしょうか

 

エージェントから来た連絡は

相手が引くくらい早く返しましょう。

まずは、エージェントに対して「自分は良い商品です」と

アピールするくらいの気持ちで、真摯に対応していきましょう。

 

本当のことを言う

 

エージェントに話したことが

あなたの周りや勤務先に洩れるということはありません

なので、あなたの本当の気持ちをいうことに

抵抗を感じる必要はありません。

本当のことをいって、それを否定されるようでれば、

そのエージェントとは合わなかったんだな

と思ってもらって構いません。

 

また、複数の転職エージェントを掛け持っていたら

そのこともしっかり伝えましょう。

掛け持ちをすることは当たり前です

他のエージェントとの新着状況も包み隠さず伝えましょう。

他で成約しそうだからと、

手を引こうとするエージェントを追いかける必要はありません。

どんどんプレッシャーをかけて、エージェントどおしを戦わせましょう

 

 

紹介された求人にはしっかり目を通し、その都度感想を伝える。

 

エージェントの仕事というのは

僕らが考えているよりもなかなか大変です。

 

まずあなたの希望条件を聞き、

その条件にあいそうな勤務先に片っ端から電話をかけて

求人があるかどうか確認していきます。

 

そして、あなたの元に求人情報が来るまでには

かなりの労力を費やしています。

例え紹介された求人に興味がわかなくても、

返事をしないのはご法度です。

必ず正直に感想を伝えましょう。

 

 

状況が変わったときはすぐに知らせる

 

転職活動をしていると、いろいろ思い悩むこともあり

 

「やっぱり転職するのは今はやめとこうと思う」

「常勤よりも非常勤でまずは探してみたいと思う」

 

こういうような気持の変化は誰しも起こり得ます

 

また、

「どうしても辞められない状況になった」

「ほかのエージェントから紹介してもらった求人に決めようと思う」

 

など、状況は日々変わると思います。

 

これらは可能な限り早めに伝え信用を損なわないようにしましょう。

 

まとめ

 

転職エージェントはあなたにとって大事なパートナーといえる存在です

真摯に、うそをつかずに付き合いましょう

 

 

良い転職エージェントの見抜き方

以前の記事で転職サイトについて触れました。

ただ、結論を言うと

転職サイトごとに多少の強みはあると思いますが

良い転職エージェント」に巡りあうことが転職を成功するのに不可欠と言えます

 

これには多少の運も必要ですし、

あなた自身が転職エージェントに対して

真摯な対応をしないといけませんが、

どのサイトであっても必ず

一定数の「ハズレエージェント」が存在します。

 

ハズレエージェントに

あなたの人生を左右されてほしくありません。

 

この記事ではハズレエージェントを見抜く方法を、

私の実例を通して解説していきます。

 

目次

・どこにでもいる「ハズレエージェント」

・ハズレエージェントを見抜く3つのポイント

・良いエージェントの条件

 

 

・どこにでもいるハズレエージェント

 

どんな優良サイトであっても担当者に当たり外れがあります。

病院でも良いDoctorと悪いDoctorがいるのと同じですね。

 

あなたの転職という人生の一大イベントのパートナーになる方です。

あえて良いエージェントを探し当てようとする必要はありませんが、

悪いエージェントに付き合わされるのは時間の無駄ですし

最悪な状況としては

悪いエージェントに付き合わされて

望まない転職をしてしまういます。

 

以下でハズレエージェントの見抜き方を解説していきます。

 

 

・ハズレエージェントを見抜く3つのポイント

  • レスポンスが悪い

転職に関しては、ある程度スピード感をもって

進めていかないといけない場面も多々あります。

エージェントによっては質問しても、

返答が遅くメールの返信にも1週間ほどを要する方も実際にいました。

多くの場合は電話番号やLineを教えてくれるので、

そのような方はあまりいなくなってはきています。

 

  • 言葉遣いや対応が悪い

単純に社会人としてのコミュニケーションがとれない方が

一定数いらっしゃいます。

そんな人と一緒に人生の一大イベントを乗り越えようとは思わないですよね。

 

そういう人とは遠慮なく縁を切りましょう

 

  • 面談や転職をごり押ししてくる

エージェントに対する報酬というのは

病院と医師が面接をしたとき、

実際に転職が成約したときなどに支払われます。

このため、エージェントは

医師の気持ちなど無視して

面接や転職をゴリ押ししてくる方が少なからずいます。

 

 「面接だけなら無料ですから、とりあえずやっときましょう!」

 「転職してみて、あわないなと思ったらまた転職すればいいんですよ!」

 

こんなことを言ってくるエージェントとは縁を切りましょう

 

良いエージェントの条件

 

では、いいエージェントとはどんな人でしょうか?

 

おおまかではありますが、

以下に掲げるような特徴のある方は信頼がおけると思います。

 

  1. つらい気持ちを理解してくれる

 

転職を考える状況というのは、

なにかしらどうにもならないような状況がある場合かと思います。

 

精神科のコミュニケーションスキルでもありますが、

傾聴、共感を持って接してくれる方のほうが

表面上かもしれませんが、信用してよいのではないかと思います。

 

2.医師としてのライフプランを中長期的な視点でアドバイスしてくれる

 

転職は、

つらい状況から回避できるチャンスではありますが

間違った転職をしてしまうと、

これまで積み上げてきたキャリアや信頼を失ってしまうリスクもあります。

 

あなたの10年、20年先を見据えた

転職をアドバイスしてくれる方

場合によっては、「今は転職の時期ではない」といえる方が

良いエージェントといえると思います。

 

 

3.地域の病院の状況に詳しく、人事担当とのコネクションがある

 

地域にもよると思いますが、

長年その地域に勤めたエージェントともなると

院長の性格であるとか、ある先生が辞める予定だとか

病院内部の詳しい状況まで把握している方もいらっしゃいます。

 

転職前にあらかじめ内部情報を知れるというのは

かなりメリットがあるといえます。

 

4.給与の交渉がうまい

 

個人的には給与の交渉を頼めるのが

エージェントを利用する最大のメリットかと思います。

 

そして、驚くべきことに

エージェントしだいで、

年収200~300万円違ってくることはざらにあります

 

おそらく、

ある程度の年収の相場観や病院の資金力、

勤務医の不足状況などを把握しているからこそ

交渉がうまくいくのだと思います。

 

 

 

まとめ

 

エージェントは我々にとって

いわば「担任の先生」のような存在です。

 

信用できる人をみつけて、最高の転職をしましょう!

 

下記記事では転職エージェントとの付き合い方について

詳しく記載していますので、是非参考にしてみてください

 

drpon-freelife.hatenablog.com

医師の転職でエージェントを利用するメリット

初めて転職サイトに登録したという人は

急に電話やメールが来てびっくりするかもしれません。

 

転職エージェントって何者?

転職エージェントに任せて大丈夫?

と思われる方もいると思います。

 

ここでは、医師の転職でエージェントを利用する

メリットについてかいてみました。

 

目次

転職エージェントとは

 

転職エージェントを利用するメリット4選

1.給与の交渉をしてくれる

2.非公開求人が手に入る

3.キャリアについての相談ができる

4.転職全般のサポートをしてくれる

 

 

転職エージェントとは

 

そもそも転職エージェントとは

あなたの転職活動を専任でサポートしてくれる担当者になります。

 

具体的には

病院の紹介、給与の交渉、キャリアについての相談、

面接の日程調整、面接のアドバイス、退職交渉のサポート

 

など、無料で行ってくれます。

これらを一から自分で情報収集してやっていくのは

かなりの労力を要します。

 

転職エージェントを活用しない手はありません。

 

転職エージェントを利用するメリット

 

  • 給与交渉をしてくれる

 

できることなら給料は高いにこしたことはありませんよね

ただ、給料の交渉を自分でするのは気が引けますし、

あまりに押しが強いと、悪い印象を持たれかねません

 

給与の交渉はエージェントに任せましょう

 

コツとしては、可能な限り高い値段を言ってみることです。

例えば

「年収1500~1700万くらいがいいな」

と思っていたら、1700万といってください。

 

求人の募集金額は、やや低い年収で設定していることが多いです。

おおよそですが、常勤であれば

募集年収の プラス200~300万円くらいなら

引き上げできるかと思います(経験年数や取得資格にもよりますが)

 

 

実は給与の交渉は転職エージェントにとってもメリットがあります。

内定確定後に、エージェントに支払われる報酬は

年収の30%ほど支払われます。

あなたの年収が上がるほど、エージェント側の報酬もあがるため

エージェントも給与交渉は力を入れてやってくれることが多いです      

 

  • 非公開求人が手に入る

 

エージェントにとって一番嫌な状況は何でしょう

 

それは

医師が求人を見て、

転職サイトを介さずに自分で求人に応募して内定してしまうこと

 

です。

 

これだと、エージェント側には一円も入らず、

ただの情報の与え損になってしまいます。

 

なので、エージェント側も本当にいい情報、良い求人情報は

非公開にして、サイトに登録してくれた方のみに開示しています。

 

一般に公開されている求人情報だけでは情報量も少ないですし

多くの場合非公開の求人のほうがすぐれていることが多いです。

 

 

  • キャリアについての相談ができる

 

人生にはいろいろなことが起こります。

目標がしっかりしていて

元々医師としてのキャリアプランが固まっていた人であっても

結婚や離婚、親の介護など

その時の状況の変化などで

価値観や、目標が揺らいでしまうことはあると思います。

 

相談できる人がいればいいですが、

転職を見据えるのであれば、同じ職場の人には相談しずらいですよね

 

そんなときに、エージェントに相談してみてください。

エージェントは多くの方の転職に立ち会っていますので、

より広い視野でアドバイスをくれると思います。

 

ただやはりエージェントによっては

業績をあげるために、転職をごり押ししてくる方というのも一定数いらっしゃいます。

「あっ、この人は自分に転職させたいだけだな」

と思う節があれば、

その人を介した転職は辞めておいた方がよいと思います。

 

  • 転職全般のサポートをしてくれる

 

特に初めての転職の場合は、

転職活動はわからないことばかりです。

 

エージェントの役割は

転職が成立すれば終了ではありません。

面接の日程調整、退職のサポート、

転職後の状況確認(雇用契約と違いがないか)など

全面的にサポートしてくれます。

しかもこれらは全て無料でやってくれますので

使わない手はないですよね。

 

まとめ

 

転職ではわからないことや

思いがけないトラブルというのも遭遇します。

そんな時に頼れる存在がいたほうがいいのは確実です。

転職エージェントをうまく活用して、

後悔しない転職をしましょう

 

下記記事では良い転職エージェントについて記載していますので

是非参考にしてみてください

 

drpon-freelife.hatenablog.com